第5巻 最新巻の紹介・感想とレビュー
「凶乱令嬢ニア・リストン」第5巻(第21話~第25話)の最新巻レビューです。
物語はリストン領の撮影からヴァンドルージュ皇国の結婚式撮影、さらには空賊との対決へと怒涛の展開を迎えます。
魔法映像というユニークな技術がどのように世界へ影響を与えるのか、ニアお嬢様の活躍に目が離せません!
各話の見どころ
第21話: 誘拐未遂事件、そして1億クラムの稼ぎ
リリー(ニアの仮の姿)を誘拐しようとした一味。
壁外へ隠れたリリー、状況を把握して彼らの殲滅を決意。
「最後の狩りは人か。たまにはこういうのも悪くない。」
((((;゚Д゚))))ガクガク
当然ながらリリーがあっさりと撃退!
貴族の不正の証拠をフライパンに包んでリーノへ届けるシーンも印象的です。
繰り返します、貴族の不正の証拠を「フライパンに包んで」リーノへ届けます。
フライパンは料理道具のハズだけど・・・
そして、今回の稼ぎは1億超え。
ベッドで楽しそうに語らうリリー(ニア)とリーノ(リノキス)のシーンも和みます。
一味のボスにとっては必死の駆け引きがあるものの、ニアにとってはただのお遊び。
第22話: お嬢様の楽しい春休み
弟子たちの自主的な実践稽古、進級試験、そしてヴァンドルージュ皇国で行われる結婚式の撮影依頼と、情報過多な前半。
特に、ペーパー試験の苦手なニアにとっての最大の試練、進級試験。
小学部なので落第は無いものの、点数が悪いとニアでも恐れる「懲罰」が・・・
武力だけではままならない進級試験、ニアは生き残れるのか?!
そして場面は変わり、超多忙な春休み。
お嬢様のスケジュールはこちら。
- リストン領で撮影
- 弟子の面倒
- 出稼ぎの計画
- 宿題
- 油断ならないリノキスを牽制
- 結婚式(←NEW)
おかしいスケジュールが入ってる!常に警戒を怠らない、さすがは元武神。
今話では、ヴァンドルージュ皇国第四皇子クリストやその妹クロウエンとのやり取りでは、ニアの機知が光ります。
クロウエンから「何か雑用があれば私に言ってくれ」と言われて「他国の皇族に言えるか」という雰囲気をぶっ壊すニアの一言「じゃあお茶を淹れてください」。
やっぱりニアお嬢様、心臓が毛むくじゃらですね。
第23話: 撮影と新たな出会い
撮影舞台のヴァンドルージュ皇国では、陸軍総大将ガウェインと空軍総大将カカナが案内兼監視役として登場。
ツンツンでダメな方の真面目軍人カカナですが、その美しさが映像に収められ、広告塔として活躍する様子は必見です。
撮影が進み、感動的な結婚式にも注目です。
第24話: 学院での魔法映像活動
小学部の2年生になったニアとレリアのお茶会から始まる。
アトワール学院中学部で発足した魔法映像の「準放送局」、まだまだ未熟なメンバーに厳しい指摘を行うレリアの姿が頼もしい。
学院からリストン領への帰路では、氣の扱いに慎重なニアが侍女リネットに本気で説教をするシーンが描かれる。
兄ニールの剣術を見て、侍女リネットが勝手に氣の概念をニールへ教えていたことに気付きます。
精神的に未熟な者に氣を教えるリスクを説き、リネット・リノキスに修行(彼女たちにとっては荒行)を行います。
ニアの氣に対する責任感と厳しさが垣間見える回です。
珍しく何もしていないリノキスですが、なぜか一緒に修行されられてボロボロに。
ニアいわく「ついでよ」
チーン(南無)
第25話: 空賊襲来、そして胸アツ展開!
超多忙な春休みのメインイベント、魔獣狩りツアー!
楽しい毎日だけにすぐに終わってしまい、落胆しているニアお嬢様。
しかし帰りの空路で遭遇する空賊事件、デザートが出てきたとばかりにワクワクするお嬢様。
「義を見てせざるは勇無きなり」とでも言うように、リリーはリーノ師匠(商船の中では、弟子リリーと冒険者リーノが師匠)に「空賊どもを皆殺しにして、船も荷も財宝も何もかも奪ってやりましょう」と提案、いやほぼ厳命。(どっちが空賊??)
躊躇しているリーノに「なら師匠の代わりに私が片付けておきますから」と追い込むリリー(ニア)。
胸アツ展開は、予想通り、いや相変わらず予想の斜め上を行く展開。
特に最後のリリーの笑顔は、誰もが死を覚悟せざるを得ないホラーでした。
第5巻も相変わらずのスピード感、そして各話の端々に出てくる恐怖と爽快感。
場面がヴァンドルージュ皇国(誘拐未遂)→アルトワール王都(恐怖の進級試験、ヒルデ達との交流)→春休みに再びヴァンドルージュ皇国(結婚式撮影)→アルトワール王都(学院生活)→夏休みの出稼ぎ(with弟子たち)→帰りに空賊エンカウント、と目まぐるしく変わります。
しかしそれぞれの場面で見所があり、気付いたら最終ページまで読んでいて、最後のニアお嬢様の笑顔が恐ろしくもワクワクさせられます。
※実際に読んで体感してください
Amazonレビューからの引用
凶乱令嬢ニア・リストンは第5巻でも、Amazonレビューは★★★★★が90%超えと驚異の満足度。
ここでは最新巻第5巻のコメントを幾つか紹介します。
絵が上手い。構図なども抜群。事業パートとバトルパートの切り替えなんかも良い流れで飽きさせない。説明くさいセリフだらけにならないネームも上手。つまり読書中の没入感がめちゃくちゃ凄い。
今巻の終盤、、、空賊が、、!?ゾクゾクした。そして次巻への繋ぎ方w 怖いw ホラー漫画ですか?早く続きが読みた過ぎます!
引用:Amazonレビュー
他のレビュアーの方が自分の言いたい事を全部言ってくれてる。絵も上手いし構成も上手い。そのコマで言いたいことがわかりやすく伝わってくる。結果、楽しく作品世界に没入できる。
漫画家さんはどういう経歴の方なのだろうか?表現に関して一家言あって、豊富な「他人を的確に指導した経験」がありそう。できれば他の作品も読みたい。
引用:Amazonレビュー
全巻から引き続き面白い。次巻への引きもバッチリ。格闘漫画はやっぱりすごく燃えます。作画もシナリオもメリハリがあり安定しています。アニメ化の吉報は時間の問題かと思われます。
引用:Amazonレビュー
新しい巻を読む贅沢な時間。至福です。登場人物が増えて、話も大きくなりつつ、安定のおもしろさ。本当に素晴らしい〜
引用:Amazonレビュー
話も面白いのですが、作画の方とても絵が綺麗で漫画が上手い!という印象です。6巻も期待です。
引用:Amazonレビュー
まとめ: 『凶乱令嬢ニア・リストン』第5巻の魅力
『凶乱令嬢ニア・リストン』第5巻は、物語の世界観がさらに広がり、キャラクターたちの成長と活躍が描かれた圧巻の内容でした。
ニアお嬢様の胆力、魔法映像を駆使した戦略、そして空賊や皇国での新たな出会いなど、見どころが満載です。
特に、ヴァンドルージュ皇国での結婚式撮影や空賊事件を通して、ニアお嬢様の機知やカリスマ性が存分に発揮されました。
次巻への伏線もたっぷり用意されており、続きが待ち遠しくなる内容です!
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