「凶乱令嬢ニア・リストン」に登場する侍女リノキスは、主人公ニアへの偏愛の権化ともいえるキャラクターです。
その言動には狂気と笑いが入り混じり、物語に欠かせない存在感を放っています。
本記事では、第1巻に書かれたリノキスの偏愛エピソードを紹介していきます!
偏愛エピソード集
1. クッキー事件(1巻第2話)
撮影中にリノキスが駄々をこねたことで、撮影が長引いた一幕。
ニア「お菓子作りの撮影時『お嬢様の焼いたクッキー食べたい食べたい!』って駄々こねた人もいたし」
リノキスは「それは譲れないことでしたので」
解説: 欲望に忠実すぎるリノキスの行動が微笑ましい場面ですが、お嬢様至上主義の彼女の性格が端的に表れています。
しかし、お嬢様の大切な魔法映像の撮影時間を邪魔してまで主張することだろうか?明らかに反省してないし・・・いや、リノキスにとっては大事なことなんでしょう。
2. 王都への道中のスキンシップ(1巻第2話)
王都アトワールへの道中、リノキスは「手を握ってもいいですよ」「じゃあ袖でもいいですよ」とスキンシップを求めます。
「車椅子不要になってからお嬢様とのスキンシップが足りないと思うのですが・・・。私は寂しいです・・・」としょんぼりするリノキスを無視し、ニアが冷静に対応する姿が描かれます。
解説: リノキスの愛が徐々に重たくなりつつあることが垣間見えるシーンです。
3. シャロンとの確執(1巻第2話~第4話)
劇団氷結薔薇の期待の星・シャロンに対して「チッ」と舌打ちをするリノキス。
さらに、「ー--ああ、もう我慢できません。あいつ殺しましょう」とナイフを手にする場面も。
最終的にニアがなだめ、事なきを得ましたが、シャロンへの警戒感はその後も続きます。
解説: ニアを守るため(守らなくてもお強いけど)とはいえ、リノキスの行動が常軌を逸していることが明らかです。
4. 女同士だからOK?(1巻第4話)
リノキスが「就寝中にキスとかされそうだから遠慮するわ」とニアに拒否されると、「いいじゃないですか、女同士で女同士かつ女同士なんだし!」と理屈の通らない主張をします。
解説: リノキスの欲望が爆発しているシーンで、読者に笑いを提供してくれます。女同士は理由にならないよ、冷静になれ冷静に。
5. エスエラとの対立(1巻第5話)
レリアの侍女エスエラに対して、リノキスが「お嬢様の方が100倍可愛い」と熱弁した上、レリアのことを「あんな無礼な赤毛」と中傷します。
店内での二人の口論はお嬢様たちの元に戻るまで続き、最終的にこう締めくくられます。
リノキス・エスエラ「いずれお前には拳でお嬢様の可愛さを叩きこんでやるからな!!」
解説: 貴人の娘を「無礼な赤毛」と呼ぶのは侍女として非常に危険な行動ですが、それもすべてリノキスの偏愛ゆえと言えます。
この世界では、可愛さは拳でたたき込むものらしいです(そんなバカな)
まとめ:リノキスの偏愛が物語にもたらすもの
侍女リノキスの偏愛ぶりは、「凶乱令嬢ニア・リストン」におけるユニークな要素の一つです。
その愛情は狂気に近い部分もありますが、物語に大きなスパイスを加えています。
第1巻のエピソードだけでもこんなにあったことに驚きです、これからどんどん増えてしまいます。
次回はさらにディープなエピソードをお届けしますので、お楽しみに!
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